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音楽
スアル・アグン「ジェゴグ」日本ツアー2026《愛知・豊田》

神々の島・バリ 幻の音楽「ジェゴグ」最高峰楽団スアル・アグン10年ぶりの来日公演!
ユネスコ無形文化遺産「ガムラン」を堪能する一夜

◇神々に捧げるインドネシアの「ガムラン」

神々に捧げるインドネシアの「ガムラン」

ガムランは、インドネシアで生まれた伝統音楽で、青銅製の打楽器を中心に構成される合奏音楽です。
もともとは神々への祈りや祝祭のために演奏される音楽と舞踊でした。五線譜では表現しきれない独特のリズムや音階を持ち、口頭伝承によって受け継がれてきました。
その神秘的な響きと表現力は、世界中の音楽家に影響を与えています。 1889年のパリ万国博覧会でガムランが紹介された際には、フランスの作曲家クロード・ドビュッシーやモーリス・ラヴェルなどがその音楽に強いインスピレーションを受けたとされています。 2021年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。

◇“生きている音楽”-竹のガムラン「ジェゴグ」

“生きている音楽”-竹のガムラン「ジェゴグ」

ジェゴグは、インドネシア・バリ島西部のヌガラ地方で生まれた、竹製の打楽器による伝統音楽です。 ガムランの一種ですが、青銅ではなく巨大な竹を使って演奏されるため、「竹のガムラン」とも呼ばれます。
通常、演奏には大小14台の竹楽器が使われ、16ビートの躍動するリズムと直径30センチにもなる竹から生まれる迫力ある超重低音は、聴衆を虜にします。 なんと、使用する音階はたった4音。楽譜は使わず、演奏者同士の呼吸や即興(アドリブ)で音を合わせる、非常に高度な演奏スタイルが特徴です。
ジェゴグの楽器は、竹を切り出してから完成までに1年以上かかります。 しかし、どんなに手入れをしても5年ほどで音が劣化してしまうため、常に“生きている音楽”として、その日の竹の状態によって音色が変わります。
同じ音は二度と出せない、まさに唯一無二の音楽なのです。

◇最高峰楽団スアル・アグン10年ぶりの来日!

最高峰楽団スアル・アグン10年ぶりの来日!

そのジェゴグの演奏を披露するのが、インドネシアの最高峰楽団として知られる「スアル・アグン」です。 今回実に10年ぶりに来日!愛知・豊田だけでなく福岡・東京も巡ります。 かつてオランダによる植民地支配や第二次世界大戦、独立戦争と続いた動乱の中で、一度は途絶えたジェゴグを復活させた彼らの音楽は、まさに“奇跡の響き”です。
さらに、ジェゴグの魅力のひとつである「ムバルン」も披露されます。これは2つのチームが演奏で競い合う形式で、その激しさから“音の格闘技”とも呼ばれます。 勝敗を決めるのは観客の皆さん。録音では再現できない、迫力の“音のバトル”をぜひ体感してください。今回の公演では、10年ぶりの来日にふさわしく、22台もの竹楽器演奏に4人の踊り手が華を添えます。
愛知公演では、地元名古屋を拠点に活動する日本のジェゴググループ「スカル サクラ」がゲスト出演。
インドネシアの伝統と日本の情熱が融合する、特別なひとときにご期待ください。

日程

2026年2月19日(木) 
18:45開演(18:00開場)

会場

豊田市コンサートホール
(愛知県豊田市西町1丁目200番地 豊田参合館8階)

アクセス

名鉄豊田線・三河線「豊田市」駅前
愛知環状鉄道「新豊田」駅から、徒歩5分
東名高速道路「豊田インター」から、車で15分

お問い合わせ先

クラシック名古屋
TEL:052-678-5310(11:00~16:00 土日祝休み)

発売情報

11月22日(土)10:00~販売開始

料金

全席指定・税込
S席 6,800円
A席 4,500円
  • ※未就学児のご入場はお断りいたします。
  • ※やむを得ない事情により、出演者・公演内容が変更になる場合がございます。その場合もチケットの払い戻しはいたし かねます。
  • ※U25席(2,500円)はクラシック名古屋のみ取扱い。公演当日25歳以下、来場時に年齢確認あり。お一人様1枚限り。
  • ※車いすのお客様はご購入前にクラシック名古屋まで必ずお問合せください。

関連リンク

https://www.hakataza.co.jp/lineup/117#a7

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