近代日本画のトップランナー　竹内栖鳳

近代の日本画界に大きな足跡を残した画家・竹内栖鳳（1864-1942）。
新しい日本画を追求する栖鳳の表現は、伝統的な日本絵画の枠組みにおさまるものではありませんでした。1900（明治 33）年に渡欧した栖鳳は、当時の雅号中の文字「棲」を、「西」を含む「栖」に変えるほどヨーロッパの芸術に大きく感化されました。

帰国後、栖鳳はその技法を巧みにとりいれた近代的な日本画の創出に取り組みました。
絶え間ない修練に裏打ちされた抜群の筆技を下地とし、新たな表現技法を貪欲に吸収した栖鳳は、その後も次々と新機軸を打ち出し、伝統の継承と革新の双方を体現していきました。同時に、上村松園や土田麦僊をはじめ多くの優秀な弟子を門下に輩出しました。

京都の日本画が活況を呈すに至った道筋は、栖鳳の存在なしには語れません。
本展では、創作者として先頭を進み、教育者として後進の範となった栖鳳の画業を振り返るとともに、その表現世界の多様さをご紹介します。

日程

2025年7月4日(金)～8月17日(日)
※会期中一部展示替えをします。
前期：7月4日(金)～7月27日(日)／後期：7月29日(火)～8月17日(日)

開館時間：10:00～18:00
金曜日は20:00まで（入場は閉館の30分前まで）

休館日：毎週月曜日（ただし7月21日(月・祝)、8月11日(月・祝)は開館）、7月22日(火)、8月12日(火)

会場

愛知県美術館（愛知芸術文化センター10階）
名古屋市東区東桜一丁目13番2号

アクセス

地下鉄東山線・名城線「栄」駅/名鉄瀬戸線「栄町」駅下車
オアシス21連絡通路利用徒歩3分

お問い合わせ先

愛知県美術館
TEL:052-971-5511（代）

発売情報

特別前売・平日限定入場券：
5月1日(木)10:00～上限に達するか7月3日(木)23:59

前売券：
5月19日(月)10:00～7月3日(木)23:59

当日券：
7月4日(金)0:00～8月17日(日)15:00

料金

• 平日に観覧される方限定のお得なチケットです。
• ※本チケットは平日に限り利用可能です。土日祝日はご利用になれませんのでご注意ください
• ※数量限定。既定の枚数に達し次第、販売終了

• ※中学生以下無料
• ※学生・生徒の方は当日会場で学生証（生徒手帳）をご提示ください
• ※本展会期中に限りコレクション展もご覧になれます
• ※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳（愛護手帳）、特定医療費受給者証（指定難病）のいずれかをお持ちの方は、障がい者券でご観覧いただけます。また付き添いの方は、各種手帳（「第1種」もしくは「1級」）または特定医療費受給者証（指定難病）をお持ちの場合、いずれも1名まで障がい者券でご観覧いただけます。当日会場で各種手帳（ミライロID可）または特定医療費受給者証をご提示ください。付き添いの方はお申し出ください

関連リンク

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