コスチュームジュエリーとは、宝石や貴金属に限定されず、ガラスやビーズ、樹脂、貝、木の実など多種多様な素材で制作されるファッションジュエリー。素材から解放され自由なデザインを提案できるコスチュームジュエリーを、シャネルやディオール、スキャパレッリなどフランスのオートクチュールのデザイナーたちはこぞって取り入れました。需要が高まると、ヨーロッパ各地でコスチュームジュエリーの制作を専門に担う工房が生まれ、職人の高度な技術がジュエリーの美しいデザインを支えました。プレタポルテや大量生産の既製服といったマスプロダクションのファッションが主流となったアメリカでは、コスチュームジュエリーはより自由でユニークに発展し、一般に広く普及しました。
本展は20世紀初めから戦後に至るコスチュームジュエリーの歴史的展開を紹介する、日本初の展覧会です。小瀧千佐子氏による世界的に希少なコレクションから450点あまりのジュエリーと当時のドレスやファッション雑誌などの関連作品を通して、その魅力をご堪能ください。
日程 |
2024/4/26(金)~6/30(日) |
開館時間 |
10:00~18:00
※金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
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会場 |
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階) |
休館日 |
毎週月曜日(ただし4/29(月・祝)と5/6(月・振休)は開館)、4/30(火)、5/7(火) |